東京青色申告会で広報戦略のセミナーを行いました。 [経営戦略]
平常心で人前で話をするのは、とても勇気が要りますね。
特に話したくてワクワクしているときは、入れ込みすぎで、頭が真っ白になったりします。
そんな時は、一杯の番茶と読み慣れた本があるといいですね。
今回は、久しぶりの大きな会議室でのセミナーで、参加者も多く、緊張気味で始めましたが、いいスタートを切れました。
前ふりはチンドン屋で、聴衆の心をワシづかみにしました。
広報宣伝の歴史をたどると、江戸時代の「お披露目屋」がその原型といわれています。
また遠くヨーロッパでは、宗教戦争への参加を募る「戦士募集の音楽隊」がその発生であるとも言われています。
ポイントは、音で注意を集め、その装束で人目を引き、手渡すチラシで記憶にとどめる、という3つの要素で成り立っています。
そんな話をマイクなしで、大声で話し始めると、眠そうな教室の雰囲気が一変します。
仕事はたくさんの種類をこなしていますが、この、講演会とか講師とか、社員研修の先生役、などは大好きな役割です。
シナリオを考え、前ふりから、途中で笑いを取れるポイントや、資料の見せ方まで、ち密に計算して時間と戦いながら、話を進めます。
人の心が動き、感動の波が広がると、その波動が講師にも跳ね返ってきます。
共感を作り出すのはた易いことではありませんが、それだけに、うまく行った時の快感は最高です。
役者が舞台で大見えを切るように、終了の拍手が体を包みました。
今日の機会を与えて下さったオーガナイザーに感謝です。
資料を差し上げます。ご請求下さい。
2007-11-03 02:56
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人前で何かを主張する、っていうのがホント昔から
苦手な人間としては、うらやましいと同時に
尊敬してしまいます。
いまだにカラオケで歌えないですからねえ。
仕事でも、クライアントにプレゼンテーションする時が
いちばん苦痛。(単なる「打ち合わせ」ならいいんですが)
これじゃ、いかんな~、とつくづく実感する今日この頃です。
by MOSK (2007-11-05 00:57)